猫の目やにの原因と症状別の対処法は?

いくら猫が可愛くても、目尻にべたべた付いた目やには猫の可愛さを半減させます。目やには涙が固まったもので、その色や量によって猫の健康状態を知らせる役割をします。目やにの量が多すぎたり、目やにの色が普段と違う場合、病気になっている可能性が高いです。では今回は、目やにの様々な原因とケア方法についてお話しします。 

一番多く見られる茶色や黒色の目やには、目の中に入ったほこりや異物を外に押し出すためにできたものです。これは代謝活動による自然な現象なので心配いりません。 

飼い主が気にするべき目やにの状態は、普段より量が多く、色が黄色かったり、緑色に近く、膿のように毛にからまって粘り気があるケースです。この場合、目やにから悪臭が漂っていて、片方の目にだけ涙が流れ続けたり、目やにがたくさん出たりします。

 このような目やにの原因としては、

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一つ目にアレルギーがあります。餌に含まれるタンパク質によって起こるアレルギーやホコリ、ダニ、化学物質などによるアレルギーが原因となる場合があります。目やに以外のアレルギー反応として、涙の量や耳垢の増加、かゆみ、嘔吐などがあります。 

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二つ目に、結膜炎のような眼球疾患や角膜損傷のように眼球に外傷を負った場合に大量の粘り気のある目やにが出てきます。眼球に異常が生じた場合、目が充血したり、目の周りが腫れたり、眼球が濁ったりするなどの症状を伴います。すぐに病院で治療を受けましょう。

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三つ目に、異常に涙をたくさん流す病気である流涙症にかかった場合、涙が固まって目やにがたくさん出ることがあります。流涙症は涙の排出通路が塞がったり、まつげが目を刺したりする場合にかかりやすくなります。流涙症は二次疾患に発展する可能性があるので、早めに来院してください。

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四つ目に、呼吸器がウイルスに感染したり、炎症を起こした場合にも黄色くて粘り気のある目やにが多く発生します。風邪、肺炎、カリシウイルス(calicivirus)、ヘルペスウイルス(herpesvirus)などのウイルスは、呼吸器だけでなく目にまで影響を及ぼし粘り気のあるの目やにを発生させます。いつもと違う目やにが出て、くしゃみ、鼻水、無気力症などの症状が見られた場合はすぐに病院に行きましょう。

最後に、飼い主が家で猫の目やにを清潔にケアする方法について書いていきます。

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