犬と猫に危険な食べ物!食べてはいけない危険な食べ物ものとは?

動物は人間より消化能力が低いため、同じ食べ物を食べることができません。しかし、飼い主と同じ空間で生活していると、飼い主の食べ物や食材を食べる可能性があります。大切なペットと健康にいつまでも一緒に暮らすために注意すべきことを知っておきましょう。

目次

タマネギ、ニンニク、ネギ、ニラなど

アメリカの動物保護団体ASPCAでは、これらの野菜を犬と猫が食べると危険な食べ物としました。これらの野菜を体重の約0.5%以上摂取すると、二硫化アリルプロピルという成分が赤血球を破壊して貧血になることがあり、嘔吐や血尿の症状が現れ、中毒症状を起こすことがあるそうです。また、赤血球の拡張や心臓の筋肉弛緩を招き、低血圧や血流障害が生じることもあるそうです。特に、秋田犬や柴犬種がこの野菜類に弱いといわれています。

カフェイン

カフェインのメチルキサンチンという化学物質によって、血圧上昇、血管縮小、中枢神経障害のような中毒症状を誘発することがあります。チョコレート、コーラ、エナジードリンク、コーヒーなどにカフェインが含まれているので、食べないように気をつけなければいけません。

牛乳と乳製品

ほとんどの動物は、牛乳、チーズ、バターに含まれた乳糖を消化できないので、下痢を起こすことがあります。なので乳糖が入っていない商品やペット専用乳製品を与えないといけません。

アルコール

人と違ってアルコールを分解できる酵素がないので、少量だけでも呼吸困難を引き起こし、意識不明だけでなく、命を落とす可能性があります。

ブドウなどの果物類

ブドウを大量に摂取すると、下痢、嘔吐だけでなく、腎不全症を引き起こす恐れがあり、ひどい場合には昏睡状態にまで至ることがあると言われています。ブドウのほかにも複数の果物の種、葉、茎などは、犬や猫たちに致命傷を与えかねない毒性物質が含まれているため、摂取すると危険です。

ナッツ類

過剰摂取するとナッツの成分で腎臓を損傷することがあります。また、犬はナッツの植物油を消化できないため、消化障害や膵炎を引き起こすことがあります。特にマカダミアは、犬たちにとって毒になり得る成分の含有量が高いので、たった6粒でも致命傷を負うことがあります。

アボカド

アボカドのペルシン成分の影響で下痢や嘔吐といった胃腸障害や酸欠につながる危険があります。

チョコレート

チョコレートを食べると、テオブロミン成分によって、興奮したり不整脈を起こすことがあります。また、嘔吐、下痢といった胃腸障害や内出血、発作などの合併症を引き起こすことがあります。

シナモン

シナモンや辛い食べ物をたくさん摂取した場合、咳、窒息などの呼吸困難や消化器官に障害が生じることがあります。

柑橘類

オレンジ、レモン、みかんなどを大量に摂取すると、これらの果物に含まれるクエン酸と精油(植物の揮発性の油)が消化不良や炎症、最悪の場合には中枢神経系の異常を引き起こすことがあります。

キシリトール

ラズベリー、キャンディー、歯磨き粉、ガムなどに含まれるキシリトールを大量に摂取すると、低血糖症、肝硬変症などの疾患を引き起こすことがあります。

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このようなペットにとって危険な食材を扱う際には、ペットの安全のために食材に近づかないように注意しましょう。

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