獣医師が解説!猫の爪切りは必要?初心者でも簡単に切れるコツや嫌がる猫ちゃん対策

大暴れして、引っ掻かれて、噛み付かれて大変な思いをしたことのある飼い主さまも多いのではないでしょうか?どうにかして、穏やかに猫の爪を切りたい!と考える飼い主さまのために、今回は、自宅で爪を切る際のちょっとしたコツをお話しします。

目次

幼い頃から爪を切る習慣を身につける

猫サプリはケアプラス_-愛猫の爪切りってどうやるの?コツをプロが解説

猫が興奮したり活発に活動する時間帯を避けて、猫が穏やかで静かな時や眠い時に爪を切るといいです。始める前に、猫を撫でながら前足を触ってみて怒ったり避けたりしなければ爪切りを始めましょう。

爪がかなり伸びて危ない状況なのに切るのを嫌がる場合は、猫をタオルで包んだ後、足を一本ずつ取り出して切ったり、エリザベスカラーをつけて切ってみましょう。

猫の爪は前足10本、後ろ足8本

猫サプリはケアプラス_ 愛猫の爪切りってどうやるの?コツをプロが解説

猫のつま先を押すと毛の中に隠れた爪が出てきます。 猫の爪の内側には神経と血管があり、ここを切ると血が出て爪の神経を傷つける可能性があります。白い爪の場合は血管が透けて見えるところから余裕を持って切り、爪の色が暗くて血管が見えない場合は、爪が曲っている部分の上側を切ると考えてください。一度にたくさん切らずに、こまめに少しずつ切るようにしましょう

猫の爪を切るときは、人と違って爪切りを立てて切るようにすると爪が割れるのを防ぐことができます。猫の爪は肉厚で面積が狭いので、人が切るときのように爪切りを寝かせて切ると手に力が入りやすく、細かい長さの調整が難しいだけでなく、硬い爪が割れて血管を傷つける可能性があります。

定期的にケアをしないと、長くなった爪が内側に曲がって足の裏に食い込み、皮膚を傷つけることがあります。 また、猫の爪で家具や寝具、飼い主の肌を傷つけることもあるので、安全のために定期的にケアするようにしてください。

爪切りの周期は3週間または月に一度

猫サプリはケアプラス_-愛猫の爪切りってどうやるの?コツをプロが解説

決まった爪切りの周期はありませんが、布団、毛布などに猫の爪が頻繁に挟まるようであれば爪を切った方がいいです。できるだけ短時間で切るのがいいですが、もし爪切りが苦手な初心者の飼い主なら、猫がおとなしくしている間に可能なだけ切るといいです。

ペット専用の爪切りを使用

 猫サプリはケアプラス_ 愛猫の爪切りってどうやるの?コツをプロが解説

決まった爪切りの周期はありませんが、布団、毛布などに猫の爪が頻繁に挟まるようであれば爪を切った方がいいです。できるだけ短時間で切るのがいいですが、もし爪切りが苦手な初心者の飼い主なら、猫がおとなしくしている間に可能なだけ切るといいです。

キャットタワーやスクレッチャーを置く

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爪切りが苦手な猫は自分で爪のケアができるように、猫の動線に合わせてスクレッチャーを置いておきましょう。スクレッチャーに爪を引っ掛けると摩擦で爪が削れるので、爪を切る間隔をあけることができます。

爪を切った後はご褒美をあげる

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爪を切る時に激しく拒んだりストレスを受ける猫には、爪のケアをした後、猫が好きなおやつをあげたり一緒に遊んであげながらストレスを解消して爪切りに対していいイメージを持てるようにしましょう

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